カスタムキーボードを買った

フリーランスの朝はキーカスタムから始まる。

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総評: なかなか良い。


一日に何時間もPC作業している皆が一度は思うこと、

「入力をもっと楽にしてえ…」

そんな願いを叶えるべく、ニッチではありながらも様々なメーカーがキーボードのカスタム機能を搭載してきました。

カスタムキー(ボード)とは文字通りカスタムが出来るキーで、ただの文字入力だけでなく
「ctrl」+「s」といったコマンドや、はたまたキーの遅延も考慮した複雑な操作もボタン一つに割り当ててやってしまおうというやつです。
(例: ←キーを10回押したあとにALT+ENTERキーを押す)


有名なとこだとロジクールのゲーミングキーボードとかがありますが、一つだけ残念なところは専用のソフトウェアを起動するのが必須でした。

今回買ったKoolertronの製品は、日本語化したアプリでキーを設定したら本体に記録できます。つまり一度設定してしまえば場所とPCを選ばずに使えるわけです。
これは他人のPC操作が多い人や、複数のPCでゴリゴリに使いたい人には嬉しい仕様です。(そんな人いる?)



以下は使ってみてわかった仕様、注意点などです。

入力割当は何でも可能

キー単発、同時押し、遅延有のマクロなど思いつくことはほぼ設定できます。

設定切り替えも4つあるが…

キーの割当全体を切り替えることが可能で、

1(初期状態)
Fn(Fnキー押してる時だけのキー割当)
3
4 にそれぞれ登録できます。


ただ二点、注意することがあって、

まずノートPCではないキーボードにはFnキーがないんですよ。
つまりFnキーをこのデバイスの9つのキーうちの1つに割当してやる必要が出てきます。


もう一点、「3」と「4」に切り替えるためには、このカスタムキーに「3に変わるキー」「4に変わるキー」を割当するしか方法がないのでどこかのボタンを犠牲にする必要があります。



悩んだ末に「1」「3」「4」には「Fn」キーを用意して、Fnを押した時のキーに「3に変わるキー」「4に変わるキー」を割当しました。

ちなみに「1に変わるキー」ってのが設定画面で存在しなくて、どうやって戻すんだよ!!!って思ってたんですが、これは3の時は3に変わるキーを押せば戻る仕様を発見したので、上記の設定で特に問題なく使えています。

まとめ

長くなりましたが、8つのキーを自由に割り当てて入力できる構成を3つ切り替えて使えるようになったわけです。


このデバイスの用途はそもそもキーボードの入力支援なので、例えば右手はマウスに固定して左手だけでは届かないショートカットを登録する、といった場面で役に立ちます。

他にもキーマクロを利用して「10フレーム進んでカットを入れる」とか「隙間を詰めた後にトランジションをかける」など思いつく入力はだいたい出来るので、ひたすら同じことを繰り返す作業などの効率化が図れます。


あとゲーミングデバイスよろしくで七色に光らせることも出来るので、一部の人は大喜び、大多数には冷たい目で見られること受け合いです。

人の目を気にしてカスタムキーボードが使ってられるか。
ってことでピッカピカに光らせて使っています。


書き忘れてましたが値段は5000円ぐらい。
た、たけーと思うかは使う人次第ってことで…。